スポンサーサイト対 Minnesota Twins 観戦記~Felix初勝利!編~

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2005-08-09

今日の試合は対ツインズ3連戦の2戦目です。
ツインズの先発は Kyle Lohse, 一時 Bret Boone とのトレードの噂もあった右腕です。今季はこれまで7勝10敗・防御率 4.38 と、決して難しい相手ではないように思われました。
050809_Field.jpg 今日の席はいつものように3階席でしたが、3列目でホームにも近く、なかなか良い席でした。


Felix は前回のタイガース戦で立ち上がりに失敗しましたが、今回は堂々たるものでした。Shannon Stewart への直球はすべて 97 mph (156 km/h) をマーク、3塁前のボテボテの内野安打を許しましたが、盗塁を Wiki Gonzalez が刺して1死。2番の Nick Punto はショートゴロ、そして3番の Joe Mauer からはこの日の初三振を変化球で奪いました。
序盤はバットに当たっても前に飛ばないという圧倒的な内容で、その後4回までは走者を許しませんでした。
050809_Felix-Mauer.jpg Felix Hernandez (19才) vs ツインズの若き主砲・Joe Mauer (22才) これから長い間、メジャーのエース対主砲として対決が見られそうです。


5回になって、Felix は初めてのピンチを迎えます。
Matthew LeCroy にバットを折りながらレフト前へ運ばれ、続くJacque Jones にはきれいな中前打で無死1・2塁となります。ここで次打者 Lew Ford は送りバントを試みますが投手正面。Felix が落ち着いてサードへ送球し一死。Justin Morneau は空振り三振にしとめて2死。次の Terry Tiffee の打球はサードゴロ。Adrian Beltre がいったん2塁走者にタッチに行った後にあわてて一塁送球し、これが悪送球になったため2死満塁とピンチを残してしまいました。
ここで Gil Meche あたりなら一気に崩れて大量失点・・というパターンに陥りそうですが、Felix はものの違いを見せてくれました。Jason Bartlett 1球で投ゴロに討ち取ってピンチ脱出です。

この後、6回・7回はまた3者凡退で切り抜けますが、打線の方が Kyle Lohse に抑えられてしまい、援護できません。
初回に先頭のイチローがレフトオーバーの2塁打で出塁し、1死後 Raul Ibanez の四球で1・2塁となりますが、Richie Sexson, Beltre がチャンスを生かせませんでした。その後は6回までヒットはWiki Gonzalez の中前打のみ、四球で出た Jeremy Reed, 失策で出た Cris Snelling とも盗塁失敗でなかなか走者を進めることができずにいました。

050809_Ichiro.jpg6回にはイチローがライトポール際へ大ファールを飛ばし、一瞬盛り上がりましたが、この打席は空振り三振に終わりました。


しかし迎えた7回、2死後から Reed が会心の当たりの右中間2塁打で出塁すると、Yuniesky Betancourt が初球を右中間へ3塁打、この試合唯一の得点を挙げました。

8回表、リードをもらった Felix は Justin Mourneau に中前打を打たれた後、Terry Tiffee を二ゴロ(併殺崩れ)・Michael Ryan を空振り三振にとり2死1塁。ここで Shannon Stewart が三遊間を破って1・2塁となりますが、 Nick Punto を1球で投ゴロに討ち取ってピンチ脱出。Felix には場内から大歓声・standing ovation がおくられました。

9回は満を持して Eddie の登板、Eddie はいつも通り、あっという間にあっさりと3人で片づけ、1-0 の完封勝利。もちろん勝利投手は Felix、うれしいメジャー初勝利となりました。結局、8回をわずか 94 球、5安打6三振無四球という堂々たる内容でした。ついでに、試合時間は今季シアトルでの最短となる2時間1分。Lohse の好投もあって、いいテンポの試合でした。

050809_Eddie.jpg 一仕事終えて引き上げるEddie。横の女性はラジオ局・KOMO1000 のレポーター・Shannon Drayer です。


050809_FelixWinning.jpg プレゼントされたウィニングボールとともにベンチへ引き上げる Felix Hernandez


WikiGonzalez.jpg 試合後テレビのインタビューに答えるキャッチャー・Wiki Gonzalez(この写真はfuyuさんからいただきました)


見ていても、常にストライクが先行し(94球中、69球がストライク)当てられてもなかなか前に飛ばないので、安心して見ることができました。ちなみに最高球速は 98 mph (= 157.7 km/h) でした。
いつもはマリナーズの守備では「いつ打たれるか?」「また四球を出すんじゃないか?」と心配しながら見ているのですが、今日はそのようなストレスを感じることなく最後まで見ることができました。本当に今日は Felix の投球を存分に堪能させてもらったという感じです。マイナーでは9イニングあたり4~5個の四球を出していることもあり、コントロールが課題だろうと思っていたのですが、今日は全くその心配なしでした。

見ていて、こんなに気持ちよかったのはいつ以来だろう?と考えてみたときに思い出したのが伊藤智仁です。93年に神宮球場で2試合連続で伊藤の完封を観戦しました。本当に見ていて打たれるような気配が全く無くて爽快だったのですが、その2試合目の巨人戦、最終回に肘を傷めながら抑え、その裏にハウエルがサヨナラホームランで 1-0 の勝利。しかし、この試合以降、あの圧倒的な投球は2度と見ることができませんでした。

Felix にはそのようなことにならぬよう、ケガには本当に気をつけてほしいと思います。ケガさえしなければ、向こう20年はファンを楽しませてくれる素晴らしい投手だと思うので。

This could be the start of something very big. (by Steve Kelly, Seattle Times)

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Comment

fuyu : 2005-08-11(Thu) 22:53 URL edit
写真を使ってくださってありがとうございます。
何の気なしに歴史的な試合を見ていたわけですね。贅沢だ。
本当最近は塁に出られると、「もうだめじゃん」と思っていましたが、その目論見は嬉しくもはずれ・・・いやー、いい試合でした!
ちょっと球場に足を運ぼうかな?という気になりました。
なむぞう : 2005-08-12(Fri) 06:45 URL edit
写真提供、有り難うございました。またいい写真が撮れたら使わせて下さい。

確かに、いい試合を見に行けてよかったですね!ペナントレースからは脱落してしまいましたが、若手が張り切って頑張っているので、これからの方が見応えがあるかもしれませんよ。

Felix に毎回ああいう素晴らしい投球を期待するのも酷かもしれないけれど、今後の楽しみができました。シーズン終了まで2ヵ月を切りましたが、僕の方は最後のチャンスなのでまだまだ見に行くつもりです。
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