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2005-10-07

なむぞうが時々読んでいるブログ Lookout Landing に面白い記事を見つけました。これを書いている Jeff は毎試合いろいろなデータを駆使して細かい分析をアップしています。
以下、日本語に翻訳して転載します。一部、訳せていないところがあったり訳が上手でないところがありますが、内容はちゃんとカバーしていると思います。たぶん。***以下、"Lookout Landing" より***

1年前、イチローが素晴らしいシーズンの最後の仕上げをすると、イチローが 2005年には4割を打つ可能性について囁かれるようになった。「もし誰かできる選手がいるとすればそれはイチローだ。」と人々は言い、その根拠として5月以降 .751くらいの打率を叩き出していることを指摘した。みんな、聞いた途端に馬鹿げた話だと思いながらも、シーズンの大部分の間、イチローが対戦した者すべてを恐れおののかせたところを見た後は、心の奥底でそのように考えずにはいられなかった。

2005年シーズンが終わってみると、イチローは4割にヒット66本も足りず、パニックが始まった。我々の愛するスーパースターに何が起こったのか?
彼の打率は上がったり下がったり、年によってバラバラである。

2001.350
2002.321
2003.312
2004.372
2005.303

(常に3割以上打っている選手にしては「バラバラ」ということである)

しかし、もう少し詳しく見てみると、彼のゴロ / フライの比率に行き当たる。それを見ると、かなり興味深いということに気がつくであろう。それは私と同様に、君が立派なオタクだからだ。

20012.63
20022.48
20031.77
20043.29
20052.06


「おー、打率によく相関しているように見えるなあ」その通り。

20051008035328.jpg


かなり強い相関である。実際、もう一歩進んで、イチローの攻撃面での価値というのは完全にゴロ / フライの比率に依存していると言っても良い。

20051008035342.jpg


これはゴロ / フライの比率と Equivalent Average (EqA) との関係。これは更にずっと強い相関を示しており、ほとんど完全な線形相関である。野球の統計にあまり詳しくない人たちに簡単に説明すると、EqA というのは、リーグや球場の要素によらない打者の productivity を打率と同じ尺度を用いて表すデータであり、.260 が平均、.280 で良い打者、.300 であれば素晴らしいとみなされる。

イチローのオフェンスがどれだけ彼がゴロを転がすかということに相関するなら、(そして、おそらく彼はそれを知っているとすると)なぜイチローは今年、これだけたくさんフライを打ち上げたのか?
他の選手達は概して安定したゴロ / フライ比率を残す傾向があり、そしてイチローのバットコントロールははメジャーでももっとも優れていると考えられているのに。

我々は確かなことはわからないが、仮説を立てることはできる。そのようなものとして、もう一つデータを挙げさせてもらおう。

ゴロのうち内野安打になった比率:
200116.6 %
200216.3 %
200314.7 %
200413.5 %
200510.0 %


どのような理由であれ、イチローが内野安打にしたゴロ打球の数は着実に減少しているようだ。彼が衰えるにはまだ早すぎるし、これがただの偶然であることも考えにくい。ということは、相手の守備陣のポジショニングがどんどんよくなり、今夏にはその有効性がピークに達したという可能性が残される。イチローは、ゴロが内野安打になる頻度が減っていることに気づき、フライを打つことを主眼としたバッティングにスイッチし、これが長打の増加と単打の減少を招くことになったのだ。

これが全くの推測に過ぎないということはさておき、この仮説の大きな問題点は、守備陣が一人のプレーヤーへの対処法を見つけるのにこんなに長くかかるはずがない、ということである。しかし、突然の変化が起こったようではないようである。内野安打率の低下は着実に、徐々に進んでおり、このことは相手チームが毎年内野陣のポジショニングを改良してきていることを示唆する。

それでは、イチローは 2006年シーズンには挽回するであろうか?私は "Yes" と言いたい。何と言っても、彼は昨年、選手生活でもっとも低いゴロ / フライ率を更新しながらも新記録を打ち立てるほどのものすごい活躍を見せたくれたのだ。私は彼が素晴らしいプレーヤーでありつづける(これまで「過大評価」されているプレーヤーとたびたび言われたがために、今では過小評価されているプレーヤーになった)と思う一方で、プレーヤーとしてのピークは過ぎてしまったと思う。
内野安打率の低下は事実であり、この傾向がすぐに変わるとも思えない。イチロー自身が、以前ほど内野安打を稼ぐことができなくなったことに気づいた時、うまく機能する何かを見つけるまで、アプローチを変えて行くであろう。そこに挽回の可能性が秘められるのだ。

イチローは進化し続ける打者である。期待はずれのシーズンのように感じたことで彼を批判するかわりに、彼が頼りがいのある productive なプレーヤーであり続けながらもその間に、アプローチを大きく変えることができることを我々は有り難く思うべきである。


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